「こういう者たちは、にせ使徒であり、人を欺く働き人であって、キリストの使徒に変装しているのです。しかし、驚くには及びません。サタンさえ光の御使いに変装するのです。」Ⅱコリント11:13

悪魔は偽りの父であり、黒を白、白を黒と平然と嘘を言うので、

何でも有りだ。悪意を持って、人をだます。邪悪な嘘つきだ。そこ

には真理がなく、真っ暗闇だ。絶えず偽りに誘惑し、攻撃して来る。

間違った動機を正当に、良い動機を間違ったものにと混乱させる。

悪魔の誘惑は自分の欲望にピッタリと沿うので、肉の願望と合致し

ているので、なかなか気づかず、見分けられない。

 

又、100%嘘ならすぐにバレてしまうので、真理の中に、巧く嘘を

混ぜて来る。真理もあるので、だまされてしまう。悪魔は偽使徒、

偽働き人、偽クリスチャン、神に変装すると。エバがエデンで、誘

惑を受けた時、会話に乗せられ、見事に引っかかってしまった。

「あなたがたは決して死にません」との、主の言葉と正反対の大嘘

も、もはや見抜けなかった。巧妙な誘惑だ。

 

又、自分の肉の思い、自分の偏見が底にある時、ものの見方も歪ん

でいるのだが、正しいとしか見えない。悪魔はそこにも働いてくる。

つまり、心に偏見がある時は、自分は正しく見ていると思っている

が、視点が歪んでいる。だが、自分は正しいとしか思えないところ

がやっかいだ。

 

悪魔は、嘘を真理に見せかける。悪魔のこういう巧妙な誘惑と攻撃

をよく踏まえて、自分は間違う者だと認識し、自分に頼らず、常に

主に拠り頼み、御霊の判断を仰ごう。御霊の助けにより間違いも気

づかせられ、守られ、主のお心へと正しく導かれる。

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騙そうとして近づいてくるサタンに簡単に騙されてしまう。間違い

やすく偏見で見ている事にも気づかない者だ。いつも祈っていたい。

 

いつも主の聖さ、正しさ、愛に触れ、主の真実な光を知っていたい。

 

発行 広島聖書バプテスト教会 み言葉配信係